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校長室より

                                                                              校長 荒川 右文

 本校は、歴史と伝統のある品川宿に、区内随一の校庭を擁し、学年ごとの特徴をもたせた独自の教室群など工夫ある校舎で、6歳から15歳の子供たちが毎日一緒に学校生活を送っています。平成23年4月に、品川区で5番目の施設一体型小中一貫校として開校し、平成28年度より、初めての義務教育学校として新たなスタートをいたしました。

 この令和2年4月には義務教育学校開校5年目となり、通常学級35クラス・特別支援学級4クラス、全校児童生徒1167名で新学期が始まりました。今年度は、小中一貫校開校から10年目を迎えます。常に、ここまで本校の教育活動を支えて下さっている地域、保護者・PTAの皆様、協力いただいている関係の皆様のお力添えに、心より御礼申し上げます。おかげさまで、昨年度は、特別な体制の中ではありましたが、9年間を過ごした令和最初の卒業生が巣立ちました。今年度は大きな区切りとともに、先を目指す新たなスタートを迎えます。新学習指導要領も前期課程から実施となります。
 しかし、私たち品川学園は、どのような時代、どのような制度の下でも、教育が目の前の子供たちの学びの積み重ねによってなされるということを第一に考えています。今後も、義務教育9年間と子供たちのその先を視野に入れ、「社会の中で自己実現を図りながら活躍し、社会を支える人材を育て」てまいります。そのために、生涯にわたって自主的に学び続けるための基礎力・思考力・実践力となる「学ぶ力」、人権感覚を持ち互いの違いを認め合い支え合って伸びようとする「豊かな心」、自分の心身の健康を自分で守り育む「健やかな体」を子供一人一人が身に着けられるよう、教職員一丸となって教育活動を行ってまいります。

 義務教育学校を生むベースとなった小中一貫教育は、学校間だけでなく学年間の垣根をはらって視界を広げてくれました。しかし、足下にある、子どもたちが登るべき階段がなくなったわけではありません。子どもたちが、着実に一歩ずつ成長していけるよう、これまで培ってきた教育活動をより発展させて、品川学園も歩みを進めていきます。そして、毎日の教科授業をはじめ市民科や学校行事、委員会・自治会活動や部活動など、全ての教育活動を通して、義務教育の新しいスタンダードを創り出していきたいと考えています。先駆けとしての困難はありますが、なにより、子供たち自身が本校を母校として、大人たちよりも積極的に未来に向かって挑戦している姿に頼もしさを感じます。

 また、本校は、前身の品川小学校・城南中学校時代、小中一貫校時代の長きにわたり、保護者や地域の皆様から、多くのご支援・ご協力をいただいてまいりました。おかげさまで、義務教育学校開校とともに始まったコミュニティスクールとしての活動も、各種具体化してきました。これからも、今までの成果をもとにより良い活動となるよう改善をして、歴史あるこの地域の教育力を9年間で系統的に生かしていきます。そして、子ども一人一人を大切に育て上げる取組を進めてまいります。

 どうぞ、今年度も品川学園の教育活動へのご理解とご支援をよろしくお願いいたします。


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