本校は、品川区英語モデル校として英語学習に取り組んでいます。楽しいだけでは終わら ない、他の教科と同様の「学び」のある授業を行っています。
●授業のframework(骨組み)をつくり、スパイラルに学習する  子供たちが見通しをもって安心して繰り返し学べるように、積み重ねを大切にし、活動 の内容を徐々にレベルアップしていきます。 |
《授業のframeworkの例》 | 学習課程 | 学習内容 |
ルーティンの活動 | あいさつ | あいさつ |
歌 | 今月の歌など |
リタラシー学習 | アルファベット学習 音素認識活動 |
語彙学習 | 語彙に関する学習 |
メインアクティビティ | アクティビティー | お話教材を活用した活動など |
| あいさつ | |
|
●意味のある文脈の中で「ことば」を育てる  言葉はその言葉が使われている場面、その言葉が使われている意味が理解できた ときにはじめて自分の「ことば」になります。 そこで、青山学院大学文学部教授アレン玉井光江先生が考案したJoint Storytelling、お話教材を活用した学習、文脈を意識した活動の工夫に取り組んでい ます。
●literacy(読み書き)の能力を育てる   文字の指導は1年生からゆっくり、無理せずに取り組むことで、子供たちの「ことば」を 育てること、子供たちが英語を学ぶ意欲につながることになると考え、アレン玉井光江 先生のliteracy(読み書き)理論と実践によるアルファベットの活動、音素認識の活動に 取り組んでいます。
●語彙学習で「ことば」を蓄える   一年間の積み重ねの中で、効果的に語彙力を身につける工夫をします。授業の中で 新しい単語を覚える活動だけでなく、前時までに子供たちの中に入っている言葉を、い ろいろなカテゴリーで呼び覚まし、考えて発する活動に取り組んでいます。
●チームで授業をつくる(毎時間英語の先生と担任で授業を行います)   JTE(Japanese Teacher of English=日本人の英語の先生)やALT(外国語 指導助手)と担任がチームで授業をつくっていく取り組みを進めています。
|