校章
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校長室より

校長室より

伊藤学園校長 羽鳥 紀子


 44日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。今年は梅雨明けが遅かったのですが、その後はやはり暑い日が続きました。でも、8月23日の「処暑」からは、心なしか朝晩涼しくなったように感じられます。甲子園で行われた高校野球には、関東第一高校に進学した卒業生が出場して、応援に熱が入りました。残念ながら準々決勝で負けてしまいましたが、まだ高校2年生なので、次の選抜、夏の甲子園に期待したいところです。

 始業式では、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ2」について話しました。「はやぶさ2」は、2010年に小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に届けた「はやぶさ」の後継機になります。太陽系の起源・進化と原材料物質を解明するために2014年2月に打ち上げされ、4年後の2018年6月に小惑星「りゅうぐう」付近に到着しました。そして、2019年2月に、小型着陸機の投下と運用に成功して、十分なサンプルを採取することができました。
1回目の着陸だけでも大成功だったのですが、「りゅうぐう」の内部の物質を採取するために、二度目の着陸に挑戦しました。なぜなら、内部の物質は、小惑星の生まれたころの状態を保っている可能性があり、生命の起源を探るためにとても重要だったからです。しかし、その一方で、二度目を見送って地球に帰還した方が良いという、慎重な意見もありました。その背景には、初代「はやぶさ」の苦い経験があったのです。
では、なぜ、二度目の着陸に挑戦したのでしょうか。そこには、地球や生命体の材料物質や、小惑星のでき方について新しい発見をしたいという、強い思いがあったからだと思います。そして、何よりも困難なことに挑戦しようという勇気があったからだと思います。勇気は英語で、Courageです。Challengeと同じように、Cで始まる言葉です。「はやぶさ2」の挑戦にならって、私たちも勇気をもって挑戦する2学期にしてほしいことを伝えました。

2学期は、1年の中で一番授業日が多いとともに、学芸発表会や連合行事など、児童・生徒が意欲的に取り組む行事がたくさんあります。9年生は、進路選択の大切な時期となります。児童・生徒一人一人の力を伸ばせるよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいりますので、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。




校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  


 4月9日、担任の呼名に元気よく返事をする新1年生70名、新7年生110名を迎えて、平成31年度の伊藤学園が本格的に始まりました。今年度は、開校13年目、義務教育学校、品川コミュニティ・スクールとして4年目を迎えています。

始業式では、ノーベル医学生理学賞を受賞した本所佑さんが、時代を変える研究に必要だとおっしゃっていた6つの「C」の中から、Continuation(継続)ということについて話をしました。私は、管理職になる前は、中学校で音楽の先生をしていました。音楽の道に入るきっかけとなったのは、5歳のとき、幼稚園からの帰り道、近所の家から聞こえてくるピアノの音に魅かれて、ピアノを習いたいと言ったことが始まりです。日本人では初めてウィーン国立歌劇場で歌った、ソプラノ歌手である東敦子さんが、イタリア留学前に開いていたピアノ教室でした。
中学3年生の夏休みにピアノの先生から将来について尋ねられて、音楽大学に進むことを決心しました。そして教員採用試験に合格して、東京都の教員になることができました。その後は、授業で合唱を教えることが多くなったので、アマチュア合唱団に入って合唱の勉強を始めて、現在に至っています。義務教育の段階では、「これを一生続けよう」というものが、まだ見つからない子どもも多いと思います。自分の夢を実現するためには、元気な体が必要であること。そのためには、栄養のバランスのとれた食事を取ること、睡眠時間をきちんと取ること、運動をしっかりすることが大切だと話しました。元気な体でいろいろな体験をする中で、自分の本当にやりたいものを見つけて、その夢がかなうよう努力を続けてほしいと願っています。

80名を超える教職員が一体となって教育活動に取り組んでまいりますので、今年度も保護者や地域の皆様のお力をお借りできれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。






 

校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  



平成最後の年が始まりました。私は、いつものように元旦は近所の八幡様に初詣へ。毎年行っている七福神めぐりは、今年は港区を訪ねました。昨年12月に開業60周年を迎えた東京タワーの近くを歩いたのですが、大使館が多く警護にあたる警察官をたくさん見かけて、三が日でも働いている方たちの苦労に、思わず頭が下がりました。

 さて、平成から新しい時代に変わる年の始めにあたって、がん治療薬につながる発見をしてノーベル医学生理学賞を受賞した、本所佑さんについて話をしました。本所さんは京都市に生まれて、お父さんの仕事の都合で、高校までは山口県の宇部市で育ちました。小学生の時は、先生が天体望遠鏡で土星のリングを観察させてくれたことに感動して、天文学者になりたいと考えていたそうです。その後、大学受験を控えて、将来の職業について外交官、弁護士、医者の三つで悩みましたが、お医者さんだったお父さんの影響もあって、医学で研究者になるのが最も人の役に立てそうだと考えて、医学部に進学しました。
 本所さんは、時代を変える研究には、6つの「C」が必要だと言っています。
好奇心(Curiosity)、勇気(Courage)、挑戦(Challenge)、確信(Confidence)、集中(Concentration)、継続(Continuation)の頭文字です。学生時代から、この6つのCを追い求めてきたそうです。
 ノーベル賞の受賞が決まったときの会見で、研究で心がけていることを尋ねられると、ここでも好奇心、そして簡単に信じないことだと話されました。子どもたちに向けては、「重要なのは知りたい、不思議だと思う心を大切にすること。本に書いてあることを簡単に信じない。本当はどうなっているのだろうかという心を大切にする。そういう小中学生が研究の道を志してほしい」というエールが送られています。
 このことを知って私は、好奇心と自分の頭で考えて納得できるまでやることは、研究の世界だけのことではないと思いました。音楽の世界でも、多種多様な音楽に興味をもち、直接触れることによって、自分の音楽性を伸ばすことができます。また、どのような演奏をしたらよいか自分の頭で考えて、納得ができるまで練習することも必要です。自分の選んだ道を進んでいく上で、好奇心と、自分の頭で考えて納得のできるまで取り組むことを大切にしてほしいと伝えました。

 コミュニティスクールとなって3年目。学校地域コーディネーターが中心となって、学校と保護者、地域との連携をこれからも深めていきたいと考えておりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  


 42日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。観測史上最も早く梅雨が明けた後は、気温の高い日が続き、熱中症の防止が大きな課題となりました。1学期の終業式は、大事をとってオープンスペースで行いましたが、2学期は久しぶりに1~9年生が一堂に会して、アリーナで始業式を行うことができました。台風や地震のニュースを見ていると、当たり前のことができる幸せを改めて感じます。

 始業式では、「小さなことを積み重ねることが大きな結果につながる」ということについて話しました。日本とアメリカで活躍したプロ野球のイチロー選手の言葉です。イチロー選手は、高校野球で甲子園に出場した後、オリックス・ブルーウェーブに入団して、日本のプロ野球では初めてのシーズン200本安打を達成しました。首位打者やゴールデングラブ賞など多くの賞を受賞した後、アメリカのシアトル・マリナーズに移籍。そこでもすぐに、新人王やMVPに選ばれます。そして3年後の2004年、161試合に出場して262本のヒットを打ち、年間最多安打記録を出しました。その時の言葉が、「小さなことを積み重ねることが大きな結果につながるただ一つの道なのだと思う」なのです。
 また、試合に出るときのイチロー選手のすることは、同じ毎日の繰り返しだそうです。2時間前に野球場に入り、全体練習前にマッサージを受け、ストレッチを行い、打撃練習をする。この繰り返しです。でも、全く同じことを繰り返しているかというと、そうではなく、前進のためには形を変えることもしています。マッサージを受ける回数を変えたり、バッティングフォームを変えたりするそうです。同じ繰り返しと工夫して前進する力が、イチロー選手を作り上げたのだと思います。児童・生徒たちにも、小さなことを積み重ねて大きな結果につなげられるよう、努力を続けてほしいことを伝えました。

 2学期は、1年の中で一番授業日が多いとともに、学芸発表会や連合行事など、児童・生徒が意欲的に取り組む行事がたくさんあります。9年生は、進路選択の大切な時期となります。児童・生徒一人一人の力を伸ばせるよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいりますので、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。


校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子

 4月7日、担任の呼名に元気よく返事をする新1年生88名、新7年生156名を迎えて、平成30年度の伊藤学園が本格的に始まりました。
今年度は、開校12年目、義務教育学校、品川コミュニティ・スクールとして3年目を迎えています。

始業式では、「挑戦」ということについて話をしました。本州と四国を結ぶ瀬戸大橋の建設に挑戦し、初めのころの基礎工事に力を尽くした方の話です。この橋をかけてほしいという願いが本格的になったのは、昭和30年5月に瀬戸内海で起きた、修学旅行生などを乗せた船が霧の中で他の船とぶつかって170人もの犠牲者が出た事故からだそうです。タイタニック号などに次ぐ、世界三番目の大きな事故でした。
この事故を聞いて、橋の工事が仕事であった当時24歳の杉田秀夫さんは、自分の目標を「本州と四国に橋を架けること」に決めました。そして事故の15年後、昭和45年に橋を架けることが正式に決まり、杉田さんは工事事務所の所長に抜擢されました。しかし、2年後には景気が悪くなり、工事が一度は中止になるなど、橋ができあがるまでには、困難なことがたくさんあったそうです。でも杉田さんは、海底の調査をして土台の作り方を考えたり、工事に反対する島の漁師さんたちの説得にあたったりしました。
その後ようやく工事が再開され、杉田さんは何とか橋の基礎と土台をつくって、東京本社に戻りました。そして、昭和63年、多くの人たちが力を集めて、10年の歳月をかけて夢の架け橋を完成させたのです。開通式には、10万人もの人が集まったそうです。

 伊藤学園の児童・生徒には、大変なことにも負けずに挑戦して、自分の力を伸ばしてほしいと願っています。80名を超える教職員が一体となって教育活動に取り組んでまいりますので、今年度も保護者や地域の皆様のお力をお借りできれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  

新しい年平成30年を迎え、3学期が始まりました。私は、いつものように元旦は近所の八幡様に初詣へ。2日は毎年行っている七福神めぐりに出かけ、今年は大田区の池上七福神を訪れました。以前勤めていた学校が近くにあり、久しぶりに懐かしい景色に出会うことができました。
 さて、年の始めや学期の始めにあたって、子どもたちは目標を立てたり決意を考えたりします。そんな子どもたちに、始業式では、「元旦」という詩を紹介しました。作者は詩人の新川和江さんで、9年生の国語の教科書に載っている「私を束ねないで」という詩も作っています。保護者の皆様の中には、授業を受けた方がいると思います。また、合唱曲になっている「名づけられた葉」という詩も書いています。
 「けさ わたしは頂きました 新しいカセット・テープのような 一巻(ひとまき)の時間を」という言葉でこの詩は始まります。そして、このカセット・テープは天の工場で無限に作られているけれど、私たちが手に入れられるのは、元旦の朝に送られる一本だけであること。このたった一本のカセット・テープに、「いい音」だけを入れていきたい。一日一日を丁寧に生きて、「いい音」だけを入れていこうと言っています。
 今の時代、カセット・テープで音声を録音することはほとんどないでしょう。広報委員の生徒が、お昼の放送の録音をしに来た時も、ICレコーダーを持ってきて、間違えたら何度でも繰り返し録音してくれました。もしかしたら、カセット・テープがどんなものなのか、知らない人も多いのかもしれません。でも、機材は違っても、一年の年の終わりに全ての音を消してしまいたいと思わないように、十年先にも微笑んで聞き返すことができるように、「いい音」だけを入れていきたいものです。「いい言葉・いい行動」をしていきたいものだという話
をしました。子どもたち一人一人にとって、「いい音」がたくさん録音できる1年になることを、心から願っています。
 12月のPTAもちつき会では、大変多くの町会や地域の関係機関の方にお手伝いをいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。時代の変化を受けて新しい教育を進めていく一方で、昔も今も変わらない大切なものは、学校と保護者、地域との連携です。この絆を、これからも一層深めていきたいと考えておりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


校長室より
校長 羽鳥 紀子

42日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。保護者や地域の皆様のご協力のおかげで、この夏休みも大きな事故なく過ごせたことを、心より感謝申し上げます。今年の8月は雨の日が多くて、都心で雨を記録しなかった日はわずか4日というニュースには、とても驚きました。そんな天候の中でも、スポーツ界では大変多くの選手が活躍しました。甲子園で行われた夏の高校野球では、伊藤学園の卒業生が選手として出場していた東海大菅生高等学校が、見事ベスト4まで進出しました。品川区では、横断幕の作成をしてくださっているところです。

始業式では、スポーツの中でも日本の伝統的なものの一つである相撲で、歴代最多勝利を上げた横綱白鵬関の話をしました。今から17年前の15歳の時、相撲の世界に入ることを希望する若者たちの日本訪問ツアーに参加しましたが、当時は体が小さかったため、始めは残念ながらどこの部屋からも声がかからなかったのです。お父さんは、モンゴルの相撲で優勝経験があり、メキシコオリンピックではレスリングの最重量級で銀メダルを取ったこともある、力士として有名な人でした。しかし、当時の相撲部屋の親方たちはそのことを知らなかったので、この少年にも大して期待をしていなかったそうです。それでも、大きな手足と腰、柔らかな筋肉などから、もしかしたら大きく成長するかもしれないと、入門後2ヶ月間はとにかく食べさせ牛乳を飲ませたのでした。
16歳で初土俵を踏み、その3年後19歳1ヶ月で新入幕となり、好成績を上げることができました。そして日本に来て7年目に、念願の横綱に昇進したのです。白鵬関は、母国モンゴルのことわざをしばしば口にするそうです。「山が高いからといって、引き返してはならない。行けば必ず越えられる」これからも記録が伸びることを期待していますし、児童・生徒たちにも、自分の目の前にある山を頑張って乗り越えていってほしいと伝えました。

2学期は、1年の中で一番授業日が多いとともに、学芸発表会や連合行事など、児童・生徒が意欲的に取り組む行事がたくさんあります。9年生は、進路選択の大切な時期となります。児童・生徒一人一人の力を伸ばせるよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいりますので、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。


校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  

 4月7日、担任の呼名に元気よく返事をする新1年生67名、新7年生118名を迎えて、平成29年度の伊藤学園が本格的に始まりました。今年度は、開校11年目、そして義務教育学校、品川コミュニティ・スクールとして2年目を迎えています。

始業式では、3つの「あ」で始まる言葉について話をしました。

○安全の「あ」
世の中では、いろいろな災害や事件、事故が起きています。「自分の身は自分で守る」ということを覚えておきましょう。そして、その場に応じて自分でしっかり判断して、行動できる力を身に付けていくことが大切です。

○あいさつの「あ」
 あいさつがしっかりできる人は、いつでも、どこへ行っても信頼される人になります。世界のどこに行っても同じで、あいさつは魔法の力をもっていて、人と人の心をつなぐ架け橋となります。登校したときは、元気な声で「おはようございます」のあいさつを交わしましょう。

○新しい自分の「あ」
 なりたい自分になかなかなれなかった人は、進級というこの機会に、自分を変身させてみませんか?学年や学級、先生や友達が替わる4月は、新しい自分を作り出すチャンスです。新しい仲間が集まったクラスを、どこにも負けない素敵なクラスにしていきましょう。

 80名を超える教職員が一体となって教育活動に取り組んでまいりますので、今年度も保護者や地域の皆様のお力をお借りできれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。





校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  

2学期の終わりにはインフルエンザにかかった子供たちもいましたが、始業式には皆元気な姿を見せてくれました。1月「行く」2月「逃げる」3月「去る」と言われるように、3学期は駆け足で過ぎてゆく季節です。学年のまとめをするとともに、義務教育最終学年である9年生は、次のステージに向けて、受験という大きな関門をくぐり抜けなければなりません。
9年生の面接練習では、最後に「あなたの好きな言葉は何ですか」という質問をしています。その人らしさが感じられる様々な答えが返ってきた中で、自分自身も励みにしてきたものがありました。「継続は力なり」という言葉です。
年の始めや学期の始めにあたって、子供たちは目標を立てたり決意を考えたりします。目標や決意の内容は人それぞれですが、それを達成するためには、続けることが必要なのは誰でも同じです。私は5歳の時にピアノを習い始め、中学3年の夏休みにピアノの先生の助言もあって、音楽大学に進学する道を選びました。仕事についてからは合唱団の活動も始めて、それを今でも続けています。
自分の夢ややりたいことがはっきりしている人は、それをかなえるために何をしなければならないかを考えて、そのことを毎日続けること。まだはっきりとしていない人は、まず学校生活の中でやらなければならないことをきちんとやり遂げることを、始業式で話しました。子供たち一人一人の夢がかなう1年になることを、心から願っています。
 12月のPTAもちつき会では、大変多くの町会や地域の関係機関の方にお手伝いをいただきましたこと、改めてお礼申し上げます。時代の変化を受けて新しい教育を進めていく一方で、昔も今も変わらない大切なものは、学校と保護者、地域との連携です。この絆を、これからも一層深めていきたいと考えておりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。



校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  

 42日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。今年は台風の上陸が非常に多くて、各地に大きな被害をもたらしています。保護者や地域の皆様のご協力のおかげで、この夏休みも大きな事故なく過ごせたことを、心より感謝申し上げます。
 さて、夏休みから9月にかけて、印象に残った出来事というと、やはりリオデジャネイロで開催されたオリンピック・パラリンピックです。2020年の東京開催に向けて、学校ではオリンピック・パラリンピック教育に取り組んでいます。始業式では、パラリンピックと障害のある人たちと共に生きることについて話をしました。
パラリンピックは、1948(昭和23)年、第14回ロンドンオリンピックの開会式の日に、イギリスの医師であるグットマンが、車椅子患者によるアーチェリー大会を開催したことが原点だと言われています。第1回は1960(昭和35)年、第17回ローマオリンピックの後に開催され、1964(昭和39)年、東京オリンピックの後に開催された第2回の大会で、初めて「パラリンピック」という名称で呼ばれるようになりました。今回パラリンピックの様々な競技を見ている中で、選手たちの活躍とともに、多くのスタッフたちのたゆまぬ工
夫と努力を知ることができました。
東京では、夏休み中、視覚障害者の方が地下鉄の駅のホームから転落して亡くなるという、大変痛ましい事故がありました。全ての駅にホームドアが設置されるには、まだまだ時間がかかります。できれば勇気を出して声をかけてほしい。難しかったら、点字ブロックの上に立ったり物や自転車を置いたりしないなど、自分にできることは行ってほしい、という話をしました。小さなことでも積み重ねていけば、より良い方向につながっていくことを願っています。
2学期は、1年の中で一番授業日が多いとともに、学芸発表会や連合行事など、児童・生徒が意欲的に取り組む行事がたくさんあります。9年生は、進路選択の大切な時期となります。児童・生徒一人一人の力を伸ばせるよう、教職員一同力を合わせて取り組んでまいりますので、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。



校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  

 4月7日、担任の呼名に元気よく返事をする新1年生79名、新7年生136名を迎えて、平成28年度の伊藤学園が本格的に始まりました。今年度は、開校10周年を迎えるとともに、義務教育学校、品川コミュニティ・スクールとして新たな一歩を踏み出した、記念すべき年です。校名は「品川区立伊藤学園」となりました。
 始業式では、改めて学校の教育目標について話をしました。

〇自学求道~かしこく~ 自分から進んで学習に取り組み、自分の個性や適性を踏まえ
  て、自分の進む道を切り開いていくこと。
〇切磋琢磨~なかよく~ 学園生活の中で出会うたくさんの人たちと、仲よくするだけ
  でなく互いに磨き合うこと。いじめを行ったり、見過ごしたりしてはならないこと。
〇至誠一貫~ねばりづよく~ 物事に取り組んだら、うまくいかなくてもあきらめず、
  自分のやるべきことを最後まで責任をもってやり遂げること。

 入学式と卒業式の日だけ開ける伊藤門の横の小さな金属プレートには、次の言葉が書かれています。

「艱難辛苦に挑む 気迫あふれる少年少女だけが この門をくぐることができる」

自分の力で自分の進路をつかみ取り、立派に巣立っていった9年生の後に、しっかり続いていってほしいと願っています。80名を超える教職員が一体となって教育活動に取
り組んでまいりますので、今年度も保護者や地域の皆様のお力をお借りできれば幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。


校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子

 早いもので、今年度最後の月となりました。進級や卒業に向けて、それぞれの学年で
準備を進めているところです。12月から始まった、アリーナとプールの大空間工事
(地震対策)は、おかげさまで無事終了することができました。部活動のために体育館
等をお借りした近隣小学校や施設の皆様方には、大変お世話になりましたこと、心より
御礼申し上げます。
 さて、伊藤学園では、来年度開校10周年を迎えるにあたり、アリーナ1に掲げる校
歌と賛歌の額を作成いたしました。12cm四方のパネルを材料に、1年生から6年生が
下地の色塗り、9年生が彫刻、7年生が磨き仕上げ、8年生がニス塗りと配置を行いま
した。伊藤の「藤」や「鐘」という字などは、画数が多く難しかったと思うのですが、
さすが9年生です。とても上手に彫れていました。パネルの総数が640枚、文字数が
266枚と、大変大規模なものです。
 伊藤学園の校歌は、前身である原小学校の校歌の歌詞を一部変えて、歌っています。
「伊藤学園 今ここに」という部分は、もともとは「われらは学ぶ 今ここに」という
歌詞でした。賛歌も、やはり前身である伊藤中学校の賛歌を、引き継いでいます。昭和
24年に新校舎が落成したときに、職員と生徒が一緒に歌える歌がほしいということ
で、当時の先生方が作詞、作曲されました。後輩の活躍でもっと伊藤中を賛えてほしい
という願いを込めて、賛歌と名付けられたそうです。
 全校児童・生徒の協力でできあがった額のもと、3月7日の全校朝礼では、声高らか
に校歌を歌うことができました。1年生から9年生まで全員がそろうのは、今年度最後
となりました。一抹の寂しさを覚えるとともに、新しい世界に飛び立っていく姿を、笑
顔で見送りたいと思っています。



校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子

 45日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。今年も厳しい暑さが続
いた中、保護者や地域の皆様のご協力のおかげで、大きな事故もなく無事に始業式を迎
えられたこと、心より感謝申しあげます。
 さて、2学期は、1年の中で一番授業日が多いとともに、学芸発表会や連合行事な
ど、児童・生徒が意欲的に取り組む行事がたくさんあります。自分の力を伸ばすための
ヒントとなるよう、始業式では、9月1日に満80歳の誕生日を迎えた、世界的な指揮
者である小澤征爾さんの話をしました。
小澤さんは、フランス留学中にブザンソン指揮者コンクールで第1位を取り、一躍有名
になった後、ヨーロッパを始めとして世界の各地で指揮者として活躍してきました。中
でもアメリカのボストン交響楽団では、29年間音楽監督を務めました。このことが高
く評価されて、今年の7月、アメリカ・ワシントンの文化施設であるケネディセンター
が、ケネディセンター名誉賞を贈ることになりました。日本人が選ばれたのは初めてだ
そうです。
また、小澤さんは、若手演奏家の育成にも力を注いでいます。ボストンで指揮者をして
いたころ、子供向けのテレビ番組を担当したことがあります。音楽についてわかりやす
く説明してくれる番組で、その最終回、ある子供が質問しました。「上手になるにはど
うしたらいいですか?」その答えは、本当にシンプルでした。
「Practice、Practice、Practice!」日本語にすると「練
習、練習、練習!」です。何事も、地道に練習すること、努力することが、上達するの
に一番の近道だということを、私たち大人も忘れないようにしたいと思っています。2
学期もどうぞよろしくお願いいたします。




校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子

雨模様の4月7日、薄桃色の花の間から緑の若葉が顔を出した桜の木の下で、たくさんの新1年生、新7年生が写真を撮ってもらっていました。今年度は、伊藤学園が開校してから9年目、1期生がいよいよ卒業する年度を迎えます。元気な新1年生70名、新7年生139名が仲間になり、児童・生徒1067名で1学期が始まりました。

 始業式では、学ぶことの意味について話をしました。現代の社会は先行きが不透明で、学ぶことの意味を見つけにくい時代です。人は誰しも、幸せになりたいと願っていますが、それは他の人の幸せもあってこそのものです。ですから、学ぶ意味にも、「自分の人生を幸せにするために学ぶこと」、「周りの人の人生に幸せをもたらすために学ぶこと」の二通りがあると思います。自分だけでなく、周りの人も幸せにできるような、そんな勉強をしてほしいと話しました。新しいタイプの学校が作られ、新しい学び方の方法を実践する中で、学ぶことの意味を改めてしっかり受け止め、子どもたちとともに、私たち大人も学び続ける1年にしたいと考えています。

  80名を超える教職員が一体となって教育活動に取り組んでまいりますので、今年度も保護者や地域の皆様のお力をお借りできれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。




校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  

 3学期が始まって1週間。例年より早く流行したインフルエンザも、年が明けて下火となり、子どもたちは元気な姿で登校しています。3学期は、授業日が60日弱。1月「行く」2月「逃げる」3月「去る」と言われるように、駆け足で過ぎてゆく季節です。学年のまとめの学期を充実したものにするために、始業式では、夢にかかわる話をしました。自分の夢をかなえるために、どうしたらよいか。このことを考えてもらうために、伊藤中学校の大先輩である歌手の郷ひろみさんが、後輩たちに授業をしてくれたことがありました。今から6年前の2009年3月のことです。

 授業の課題は、10年後の理想の自分になるために、自分の夢をかなえるために、3日間、自分なりに考えた方法で努力してみることです。でもこれは相当難しい課題で、実際にできあがった番組を見ると、具体的な努力ができた姿よりも、悩んでいる場面の方が多かったかもしれません。でも、常に前に向かって進もうとしている郷ひろみさんの熱い思いは、生徒たちに確実に伝わったと思っています。自分の夢をかなえるために、新しいものに挑戦する、チャレンジする3学期、1年にしてほしいことを、重ねて子どもたちに伝えました。
 
 12月のPTAもちつき会では、大変多くの、町会や地域の関係機関の方にお手伝いをいただきましたこと、改めてお礼申しあげます。時代の変化を受けて新しい教育を進めていく一方で、昔も今も変わらない大切なものは、学校と地域、保護者との連携です。もちつきがつないでくれた絆を、一層深めていきたいと考えておりますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします。


校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子  

 44日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。厳しい暑さの続いた中、保護者や地域の皆様のご協力のおかげで、大きな事故もなく無事に始業式を迎えられたこと、心より感謝申しあげます。
 2学期は、1年の中で一番授業日が多く、校内では大きな文化的行事である学芸発表会や校外学習があります。校外では、連合体育大会をはじめとして、様々な連合行事があります。学習面、運動面、文化面、そして心の成長の面からも、自分を実らせていく学期の始めにあたり、2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊先生が書かれた、「やれば、できる」という本の話をしました。
 小柴先生は、小さい時にお母さんを亡くしたり、中学生のころは病気になったりと、大変苦労をしながら勉強を重ねて、見事東京大学に進学されました。そして、「やれば、できる」というやる気と実行力で、世界の最先端となる研究を成功させた方です。物事がうまくいかないとき、この「やれば、できる」を魔法の呪文にして、自分を励まして頑張ってほしいと子どもたちに伝えました。
 さて、2学期から、校庭の掲揚ポールに、新しい旗を掲げるようにしました。校章、シンボルマーク、そしてスクールバディのマークの3枚の旗です。6年生の各クラスが担当して、毎朝掲げますので、ぜひご覧ください。それでは、2学期もどうぞよろしくお願いいたします。


校長室より
伊藤学園校長 羽鳥 紀子 

 満開の桜の中、伊藤学園2年目の春を迎えました。頼もしかった9年生が巣立ちさびしい思いがしましたが、それもつかの間、元気な新1年生97名、新7年生186名が仲間になり、児童・生徒
1155名で開校8年目の伊藤学園がスタートしました。
 1000人を超える児童・生徒たちがアリーナ1に集まる全校朝礼は、なかなか壮観です。20分程度の短い時間ですが、上級生を見習って、低学団の児童たちもきちんとした態度で臨んでいます。しかし、伊藤学園を出られた先生方とのお別れの会、離任式ではもっと立派な姿を見ることができました。1時間半近くかかった会だったにもかかわらず、全員が先生方のお話を真剣に聴き、校歌も賛歌も声高らかに歌っていました。数字で表せるものではないけれど、伊藤学園のとても素晴らしいところだと思いました。
80名を超える教職員が一体となって教育活動に取り組んでまいりますので、今年度も保護者や地域の皆様のお力をお借りできれば幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。


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