月 学ぶことは楽しいを教えよう 

 
 勉強は本来楽しいものです。学ぶということは、知らなかったことを知るということ、できなかったことができるようになるということです。これは、とても嬉しいことです。「学ぶことが楽しい」ということは人間の本能ではないかと思います。

 初めてスプーンを握った赤ちゃんは、口に運んでなめたり、テーブルにとんとんと打ち付けたり、いろいろ試してみます。新しいものに興味があるのです。どんな味がするのか知りたいし、テーブルにぶつけたら音がすることがわかって楽しいのです。
 この人間本来の「学びたい」という気持ちを育てて、「勉強は楽しい」ということを自覚させれば、子どもたちは自然に学び、新たな世界を広げていくことが可能だと考えます。

 今、目の前にある算数や国語ができなかったとしても、小学校で学びの楽しさを理解した人は、必ずどこかで挽回し、豊かに生きる術を身に付けてくれることと思います。

 大井第一小学校では、教員が「学びの楽しさ」を伝える授業実践のために、お互いの授業を見合って勉強しようという取り組みを始めます。空き時間に5分でも10分でも、足を運びお互いに学び合う気風を作っていきます。先生の発問や資料提示に子どもたちが「えー」と心揺さぶられ前のめりになる程、興味関心をもち、学習を進めていく授業が理想です。

 「先生との授業は楽しかった。」と、いつか、
思い出話をしてくれる子どもを育てるべく、研鑽を積んでまいります。