校章   
トップページ品川区教育委員会トップページ
文字サイズ
拡大標準縮小
印刷用画面
 

校長室より

義務教育学校を創る

                                                                            校 長  青 木  経

 平成29年度の教育活動がスタートしました。昨年度は、保護者・地域の皆様のご支援・ご助力を賜り、義務教育学校としての学園づくりに力を注ぐことができました。本年度は地域と共に歩む義務教育学校としての形をさらに強固とするため、「チーム・えばひら」としての組織をご理解いただきながら、教育活動に邁進する覚悟でございます。「チーム・えばひら」を分かりやすく図式化したグランドデザインをお示しいたしますのでご覧下さい。
グランドデザインはこちら

 本年度の教育活動につきましては、以下の経営方針に基づき実践いたします。

 3月に新学習指導要領の告示がされ、いよいよ来年度より先行実施が可能となります。今回の新しい学習指導要領は、「社会に開かれた教育課程」を目指し、学習指導要領を「学びの地図」となるような枠組みとし、子どもたちが「何ができるようになるか」「何を学ぶか」「どのように学ぶか」といった学びの質を高めることを目指しています。そのために管理職は、地域や家庭を巻き込んだ「チーム・えばひら」の構築を推進することによって学校力を高めるとともに、教員はカリキュラム・マネジメントによる継続的な授業改善をおこなっていきます。

 3年間の学校経営を通して、地域や保護者は学園に対して高い関心と期待感を持ち、私の学校経営を力強く後押ししていただいています。3年間の取り組みによって、子ども達の学力は上昇傾向にあり、出口保障としての進学状況も実績を上げており、学力の定着と向上を目的とした学校経営は着実に成果として表れています。また、6年生から7年生への進級率も昨年度と比較すると10パーセント以上も上昇し、80パ―セントを超えることができました。一方で、特色あるカリキュラム作りは十分に打ち出せていない現状もあり、今後は義務教育学校としての特色あるカリキュラムや進学実績によって、積極的にその優位性を打ち出すことが大きな課題であると捉えています。

 義務教育学校のよさは、教育課程を柔軟に組み効率的・効果的に学力を子ども達に身に付けさせることができることにあります。また、学園生活を通して、社会の縮図としての人間関係の中で人間性を豊かにするとともに、生き抜く力を身に付けるのに最適な条件がそろっていることにあります。

 私は組織マネジメントとカリキュラム開発を継続すると共に、コミュニティ・スクールを活用することによって特色ある教育課程を作り、日本の将来を担う子ども達にとって必要とされる教育を推進します。世界で新たな国際秩序に向けた調整が始まった転換期である今日、グローバルな視点を持ち、共生社会をつくることに積極的に関われる人材を育成します。そのために、「チーム・えばひら」としてのグランドデザインを示し、学園の教育活動を地域と保護者と共有します。品川区が誇るべき教育改革の経験と実践を財産として、本年度は義務教育の新しい方向性を示していきます。
Copyright© 2012 品川区立荏原平塚学園
All Rights Reserved.